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グアムで大量の車輛・物資が「上陸」スタンバイ
8/22(火) 6:01配信
大量の装甲車・戦車・物資を抱え込む「事前集積船」6隻がグアムで魚雷回避訓練実施した
軍事評論家・岡部いさく氏:
これはまさしくモント・フォードポイントですよね。Mobile Landing Platform:MLP、機動揚陸プラットフォームとも呼ばれる。
洋上で「事前集積船」から車輛を受け取って、それをモント・フォードポイントが搭載しているエアクッション型揚陸艇:LCAC(エルキャック)に乗り移らせ、LCACが車輛を陸揚げする。いわば海に浮かぶ桟橋の役割をはたす船で、これが米軍の揚陸能力、陸上の兵力を送り込む時のキーになる船です。今年の4月にも横浜に姿を見せているんです。
タイミングとしては8月21日(月)から米韓演習が始まる時期…
能勢伸之解説委員:
どんなふうに使うのかという映像がありましたので紹介しましょう。
これが10年ほど前に岡部さんがグアム島で取材した「事前集積船」ですね。
岡部氏:
グアム・サイパン周辺にはアメリカの「事前集積船」の部隊が展開しているんです。そのうちの一隻がグアムにいたので取材させてもらいました。ファースト・ルテナント・ジャック・ラマス号です。甲板にはコンテナが積んであり、船内は何層にも分かれていて中にはおびただしい数の車輛がある、海上を移動する巨大倉庫。
能勢解説委員:
今、見えているのは海兵隊の水陸両用装甲車AAV7ですね。車輛と車輛の間隔が非常に狭く、動かないように1台1台が鎖で繋いであります。
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17/08/22 10:26:47