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- 17/07/18 20:45:51
歌手の沢田研二(69)が16日、東京・渋谷のNHKホールでデビュー50周年記念ツアーをスタートさせた。
冒頭、2歳の頃からザ・タイガース時代を経て、現在までの自身の映像を約4分間上映し、「あれは私じゃない。親戚の子です」とおどけた。満員の3500人を前に「まだこんなにいっぱいのお客さんの前で歌えることはうれしい。年月がたてば50年たってしまうんだなと思いながら、この幸せをかみしめながら最後まで務めたい」と歌い始めた。
67年のザ・タイガースのデビュー曲「僕のマリー」、ソロ曲「勝手にしやがれ」「TOKIO」、最新曲「ISONOMIA」などをワンコーラスずつほぼノンストップで熱唱。ステージを走り回りながら、50周年にちなんで本編で50曲を歌い切った。還暦を迎えた2008年に東京ドーム公演で披露した6時間、80曲に次ぐ曲数でファンを沸かせた。
かつてはロングヘアがトレードマークだった沢田だが、今年5~6月に僧侶役を演じた主演音楽劇「大悪名」の役作りで髪をそり上げた。この日は、まだ伸びきっていない短髪が気になる様子で、「1か月でこんなだよ。どうすんのよ。ずっとボウズで日本中を行脚するわけ? 汗なんかツルツルやで~」と嘆いて笑わせた。約2時間半のステージを終え、「この先も歌手生活は続くけど、どうか皆さん元気でいてください。それだけが頼りです」と呼び掛けた。
半年間かけて全国を巡り、来年1月26日のNHKホールまで計60か所66公演を行う。
2017年7月16日22時1分 スポーツ報知
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