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- 17/07/12 18:14:02
7/12(水) 14:53配信
ネットの「善意」の盲点 九州豪雨で「タオル大量送付」が起きたワケ
「皆様の支援で助かっていることは確かです。ただ、それで『困っている』部分もあるんです」――。2017年7月12日、J-CASTニュースの取材にこう話すのは、九州での豪雨被害を受けてフェイスブックに「タオル支援」を呼び掛けた大分県日田市の佐藤日出美さん(50)だ。
12日昼時点で、佐藤さんの元には段ボール約500箱分のタオルが届いている。また、一時は支援に関する問い合わせ電話が1日に100件近くもかかってきた。佐藤さんは「対応に追われている」として、「まさか、こんなことになるとは...」と話す。
■「古いタオル、全国から大募集」
佐藤さんは日田市で児童向けの雑貨店「ちゃいるどるーむ」を営んでいる。7月5日から6日にかけて九州北部を襲った記録的な豪雨の影響により、店舗と自宅の両方が床上浸水した。
浸水の影響で店舗と自宅は泥だらけになり、掃除に必要なタオルが足りなくなった。そこで佐藤さんは、5日夜に更新したフェイスブックで、浸水被害の状況を写真付きで紹介するとともに、
「古いタオル、全国から大募集」
などと、住所と電話番号を添えて呼び掛けた。
この呼びかけには多くのネットユーザーが反応。翌6日までにシェア数は500件を超え、佐藤さんの元には大量のタオルが届くことになった。直接、「ちゃいるどるーむ」店舗までタオルを届ける人もおり、6日朝に佐藤さんは、
「タオル十分足りてます!」
とフェイスブックに投稿。その後6日夕になって、「混乱を招く」ためタオル募集を呼び掛けた投稿を削除したことを報告した。
だが、佐藤さんの元にはその後も大量のタオルが届く。一部のブロガーやツイッターユーザーが、削除済みの「タオル募集」投稿の拡散を進めたことが原因だ。佐藤さんは8日に更新したフェイスブックで、「(タオルは)送らないでください」と発信。続けて、
「タオルは現在募集しておりません。(中略)問い合わせが殺到して、対応が大変な状況です。facebookしかしていませんが、ツイッターで蔓延しているそうです。困っています。ご協力お願いします」
とも呼び掛けた。
全文はこちら
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170712-00000008-jct-soci
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