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- えびめし
- 17/07/05 12:12:47
太古の昔、熱帯の楽園であったはずの南極大陸。今では、その表層の98%が分厚い氷に覆われた不毛の地となっているのはご存じの通りだ――。
■「南極に天使が閉じ込められている」
2006年、NASAは人工衛星を使った調査で、雪原の下に巨大な電磁気異常を検出したと発表した。重力異常が見つかったのは、凍結した地表から848メートルの深さで、直径は約243キロメートルにも及ぶという。
科学的仮説は「かつて地球上から恐竜を絶滅させた隕石の約2倍の大きさの巨大隕石が落下し、直径483キロメートルの衝突クレーターの中央にとどまっているためでは」ということのようだ。しかし、これはNASAによる“優等生の模範回答”でしかない。
ルーマニアを拠点とする陰謀検証サイト
「Alien Policy」(6月17日付)は、この重力異常について「天使が閉じ込められている」からと大胆に推論している。
これは3月14日にYouTubeのチャンネル
「Israeli News Live」で報じられた「堕天使は南極大陸に囚われの身となっており今なお生きている」が元ネタのようだ。 ■堕天使たちは発見されるのを待ち望んでいる!?
そもそも、『エノク書』とは何なのか? エノク書は旧約聖書のひとつで偽典とされることもあるキリスト教やユダヤ教についての文書のことだ。創世記第5章に出てくるエノクという人物が、天上~地上~地底をめぐる旅行記に、おびただしい数の天使が善悪に分かれて飛び交う一大スペクタクルとなっている。 ベン・ナン氏の推理が正しければ、天使たちが堕ちていった先はあろうことか南極大陸ということになる。さらに、エノク書の通りなら、現在でも堕天使たちは贖罪するために発見されるのを待ち望んでいることになるのだろう。凍りついた堕天使は己の罪を洗い流し、再び天へと昇っていくのか。謎は深まるばかりだ。
トカナ
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