油麩丼
昭和の面影を色濃く残す、大宮駅東口を象徴するビルの一つが姿を消す。
黒い壁とレトロな雰囲気が特徴の「大宮中央デパート」(さいたま市大宮区)。
半世紀にわたり、大宮の街を見守ってきた名物ビルが、再開発で25日に営業を終えた。7月から取り壊し作業が始まる。
大宮中央デパートは1966年に完成し 同年12月7日にオープンした。
駅東口から東へ伸びる大宮中央通りと、それに交わる中山道に面したL字形で、地上6階、地下1階の鉄筋コンクリート造り延べ床面積約1万平方メートル。
開店当日の新聞埼玉版には「地階(地下)は食料品、家庭日用品、1~3階が洋品名店街、4階が衣料品、5階は食堂のれん街、6階に大宮名産の盆栽や園芸、愛がん動物売場 屋上にこども遊園施設を備えた同市(当時の大宮市)では最も大きい本格的デパート」とある。
広告では「あなたの生活に直結するファミリーデパート」と銘打った。
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