保育園長、2歳園児にかみつく 容疑で逮捕 福岡県警小倉北署

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    • 袋井宿たまごふわふわ
      17/06/22 09:53:09

    2歳児を含む幼子たちに、日常的に暴力をふるっていた75歳のとんでもない老婆が捕まった。

     傷害の疑いで20日、福岡県警に逮捕されたのは、北九州市小倉北区にある無認可保育所「砂津保育園」の園長、佐藤良子容疑者。5月、園内の休憩室で2歳児の頬を何度も平手打ちするなど暴行を繰り返した上、腕に噛みつき、顔面打撲など約2週間のけがを負わせた疑い。佐藤容疑者は容疑を否認しているというが、そのやり方がえげつない。

    「髪の毛をつかんで地面を引きずり回したり、鼻血が出るまで顔面を拳で殴っていた。頬にあざができたり、噛みつかれた痕が残った画像もありました」(同園関係者)

     佐藤容疑者には“前科”がある。10年前のことだ。2005年から約2年間、両親に置き去りにされた5歳と4歳の姉妹が、同園に預けられたまま園内で生活していたことが分かった。児童福祉法では24時間保育を5日間以上滞在させる場合は、届け出の必要があるが、佐藤容疑者は「いない」と、虚偽の報告をしていた。

    「当初は20代の母親が半年ほど姉妹を送迎していましたが、借金返済で昼夜働いて体調を崩し、連絡が途絶えたのです。姉妹はそのまま医療ネグレクト(放棄)状態にされ、『虐待が行われているのではないか』という通報で保護されました。姉は虫歯が12本あり、一部の歯は溶け、変色するまで悪化し、妹は両脚の関節が変形するなど、歩行障害があった。佐藤容疑者は姉妹を一度も病院に連れて行かず、市の調査に『保険もないし、高いかなと思った』と答えていた。妹はビタミンが不足していて、食事もマトモに与えてもらっていなかった」(北九州市役所関係者)

     07年末、同園に改善勧告が出された。勧告を行っても改善されなかったり、その見通しもない場合は、施設閉鎖や業務停止といった重い処分を下すことができるはずだが……。

    「これまで何度も通報はあったようですが、情報提供者が匿名だったため、佐藤容疑者は『誰がそんなことを言っているんだ』と突っぱね続けていた。確固たる証拠がない上、本人が一貫して否定していたため、なかなか告発できなかったようです。市の職員は今年4月だけで10回以上調査に訪れましたが、そのたびに佐藤容疑者は『私は一生懸命頑張っているのに』と突然泣き出したかと思うと一転、『おまえら命縮めに来よるんか。私はがんなのよ。そんな信憑性も出どころも分からん情報持ってきて、言いたいことを言いやがって』と、怒鳴り散らしていました」(前出の同園関係者)

     今回ようやく逮捕に至ったのは、園関係者が実名で内部告発し、証拠となる画像を提出したから。

    「以前から『虐待しているのでは』というウワサはあったが、他と比べて保育料が安いため、評判は悪くても利用者はいました」(近隣住民)

     砂津保育園を直撃したところ、「お話ししたいんですけど、捜査を受けている途中なので、お話しすることができない。暴行はあったのか? 事実関係を含めて、調べているところです」との回答だった。

    2017/6/22 09:26 日刊ゲンダイ

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