- 友募・馴れ合い
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当然、衛生士として働く女性やサービスを受ける患者の感染リスクは高い。取材に応じてくれた衛生士は、新型コロナが猛威を振るい始めた2月下旬に体調を崩した。
発熱し、嘔吐を繰り返し、とうとう立ち上がることもできなくなって救急車で運ばれた。
「仕事の内容を話したところ、医師や看護師の方々が慌てて防護服に着替え、私も別室に移されました。ところが当時はPCR検査が一般的ではなく、肺のレントゲンを撮っただけ。異常が見つからなかったために、ひとまず自宅に帰されました」
彼女は2週間以上にわたって経過を観察し、院長の自宅の庭を散歩するなどしながら回復に努めた。そうして3月下旬に仕事復帰。
「前年の春頃と比べたら、だいたい2割ぐらいの診療報酬でしょうか。まったく仕事になりませんでした。- 0
20/05/31 13:29:12