【国際】メキシコで240遺体発見　10～20代、麻薬犯罪絡みか　四肢や頭を切断された遺体も へのコメント（No.31）

◆トランプ大統領メキシコ国境に壁を作る理由

トランプ大統領が壁を作る理由は、不法移民からアメリカを守るためとされています。
メキシコからの不法移民の数は1000万人以上とも言われています。（不法なので正確な数は分からない）
現在、アメリカとメキシコの国境で起きているのは、不法移民を国境警備隊が捕まえてはアメリカ国内で釈放するというキャッチ＆リリースの「いたちごっこ」です。
釈放された不法移民は、アメリカ国内で裁判所への出廷を義務づけられていますが、ほとんどが従わないでそのままアメリカに移住してしまうのが実態です。
これをオバマ政権が寛容していたことで、アメリカ国内では不満が高まっていました。

メキシコは首都こそ栄えているものの首都から離れれば農地と砂漠で、農地を持ってない人は非常に貧しい生活となります。
アメリカに行って、そこで子供を産めば子供はアメリカ人となります。（日本ではそうはいきませんがアメリカは今のところそういう法律です）
そのため、危険を冒して国境のフェンスを乗り越え、アメリカに不法に侵入してくるメキシコ人が後を絶ちません。

さらにメキシコからの不法移民は麻薬や武器の運び屋になってもいます。
アメリカで、自分の敷地に放置されて（隠されて）いた麻薬を当局に届けたら、マフイアからの報復で殺されてしまったという悲劇も生まれています。
国境を警備する費用も莫大です。
そういった不満や不安を持つ、国境近くに住んでいるアメリカ人達がトランプ大統領に投票したのです。

このような理由から、トランプ大統領にとって、壁建設などの不法移民対策は、選挙公約の重要な柱となっています。
早期実現に向けて強くアピールすることで自身の支持率アップするのが目的だと指摘する声が多いです。