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北朝鮮「在日米軍を攻撃する部隊がミサイル発射訓練」
3月7日 9時02分
北朝鮮は、キム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長の立ち会いの下、「在日アメリカ軍を攻撃する任務を担う部隊が、弾道ミサイル4発を同時に発射する訓練を行った」と発表しました。北朝鮮が6日午前に日本海に向けて発射した弾道ミサイル4発を指していると見られます。
これは、北朝鮮が日本時間の7日午前6時半ごろ、国営の朝鮮中央通信を通じて発表したもので、それによりますと、「在日アメリカ軍基地を攻撃する任務を担う砲兵部隊が、弾道ミサイルの発射訓練を行った」ということです。
訓練は、キム・ジョンウン朝鮮労働党委員長の立ち会いの下で行われ、4発の弾道ミサイルが同時に発射されたとしています。
そのうえで、「合同軍事演習を強行して情勢を核戦争の瀬戸際に追いやっている敵を弾道ミサイルの集中攻撃で報復する意思が、砲兵部隊に沸き起こった」として、今月1日から合同軍事演習を行っている米韓両国をけん制しました。
訓練のあと、キム委員長は「精密化されたミサイルを次々と開発し、質、量ともに強化するための課題を示した」ということで、核・ミサイル開発をさらに推し進める姿勢を強調しました。
訓練が行われた日時や場所は明らかにされていませんが、北朝鮮は6日午前、北西部ピョンアン(平安)北道のトンチャンリ(東倉里)付近から日本海に向けて弾道ミサイル4発を発射し、このうち3発が発射地点から東におよそ1000キロ離れた日本の排他的経済水域に落下していて、発表は、これらのミサイルを指していると見られます。
NHK
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170307/k10010901201000.html- 0
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