- ファッション・ビューティー
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美容師以外の方にも分かりやすく書くと
頭には髪が溜まる場所があります。
耳後ろ、みつえり、ハチの方も。
頭の形に個人差があり、凹んでいる所は基本髪が溜まります。その部分はセニングを入れられる可能性が高いです。
パーセントが低い=あまり減らない
もありますが、その場合何度もいれる事になります。何度もいれる事により乾燥している髪や硬い髪は特にピョンピョンでる毛が増えます。
なので、セニングを入れる時はそれなりに見えない場所にいれます。
たまに50パーセント間引けるセニングで好きながらカットしていく美容師もいます。
私もケースバイケースでそうする時もあります。
セニングを使わない時はハサミで間引いているのです。1ミリとか五ミリとかピッチを変化させる事で癖に合わせたり、溜まりムラを見ながらすけます。
また髪の生え方と癖で髪が溜まる場所もあります。左右バラバラだったりします。
そこに均一ですけるセニングを同じ回数入れると当然ずれが出来ます。
ハチ周りも、意外にすけない美容師が多いのです。技術不足だと膨らみます。
怖がってすけず、ハチが全くすかれない方も多いです。こういった場所もよほどでなければ私はセニングは入れません。
かと言ってカット時間もそれほどかからず
20分もあればスタイルチェンジも可能です。
私も女性ですが、片手間に美容師をやっている美容師が大嫌いです。
下手な美容師も大嫌いです。
お客様がすきバサミが怖くなる理由は美容師の責任だと思っています。
美容師の私から見ても、あまりにもセニングシザーが下手な美容師が多いのです。
私が言うのもおかしいのですが、最初は疑われてる位が丁度いいです。
切った後、家に帰ってからわかっていただければ。
下手な美容師程トークでごまかし、更にその理論さえズレていたりしお客様も純粋に信じきって通うのですが、途中で異変を感じ店を変える人が多いです。
そういった状態の髪を見て悲しくなります。
少しでも異変を感じたら美容師を変えていいと思っています。
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17/02/23 02:33:35