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- 17/02/16 22:54:48
2017年2月16日 18時35分 産経新聞
横浜市港南区の市道で集団登校中の児童の列に軽トラックが突っ込み、小学生ら7人が死傷した事故で、自動車運転処罰法違反(過失致死傷)容疑で逮捕された同市磯子区洋光台の無職の男性(88)について横浜地検は16日、処分保留で釈放したと発表した。
認知症の疑いがあり、事故の発生を予見できなかった可能性があることから、捜査当局は不起訴処分を視野に在宅での捜査を続ける。
事故は昨年10月28日午前8時ごろ、横浜市港南区大久保の市道で発生。登校中の小学生の列に男性の軽トラックが突っ込み、近くに住む桜岡小1年の田代優君=当時(6)=が死亡、小学生4人を含む6人が負傷した。
男性は逮捕後の調べに「どうやってここ(現場)まで来たのか覚えていない」などと供述。認知症を発症していた疑いがあり、横浜地検は刑事責任能力の有無を調べるために昨年11月から鑑定留置していた。
平成25年11月の免許更新時に受けた認知機能の検査では異常は確認されず、事故前までに家族らから運転をやめるように促されたことなどもなかったとみられる。
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