がん闘病の小林麻央さん、BBCに寄稿 「例えば、私が今死んだら・・」

匿名

まぐろ

16/11/23 18:11:13

日本では一般的に、がんについて表立って話をするのは珍しい。著名人の場合、回復した、もしくは亡くなった時に初めて、その人ががんだったと知ることの方が多い。しかし34歳のアナウンサー、小林麻央さんは病気を公表し、既成概念を破って闘病中の経験や思いをブログでつづり始めた。
小林さんのオフィシャルブログは現在、日本で最も人気のブログと言われ、多くの支持者を集めている。病気によって生きることへの考え方が変わったという小林さんが、BBCに思いを寄稿した。

2年前、32歳の時に、私は乳癌であることを宣告されました。娘は3歳、息子はまだ1歳でした。

「治療をして癌が治れば、元の自分に戻れるのだから、大丈夫!」と思っていました。

けれど、そんなに簡単ではありませんでした。

今も、私の身体は、がんと共にあります。

私は、テレビに出る仕事をしていました。

病のイメージをもたれることや弱い姿を見せることには「怖れ」がありました。

なので、当時、私は病気を隠すことを選びました。

1年8か月、そんな毎日を続けていたある日、・・今、100万人以上の読者の方と繋がっています。

人の死は、病気であるかにかかわらず、いつ訪れるか分かりません。

例えば、私が今死んだら、

人はどう思うでしょうか。

「まだ34歳の若さで、可哀想に」

「小さな子供を残して、可哀想に」

でしょうか? ? 

私は、そんなふうには思われたくありません。

だって、人生は一度きりだから。

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20161123-38073955-bbc-int

コメント

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  • No.51

    16/11/24 08:56:11

    【全文】
    がんと闘病の小林麻央さん、BBCに寄稿 「色どり豊かな人生」
    2016年11月23日


    日本では一般的に、がんについて表立って話をするのは珍しい。著名人の場合、回復した、もしくは亡くなった時に初めて、その人ががんだったと知ることの方が多い。しかし34歳のアナウンサー、小林麻央さんは病気を公表し、既成概念を破って闘病中の経験や思いをブログでつづり始めた。小林さんのオフィシャルブログは現在、日本で最も人気のブログと言われ、多くの支持者を集めている。病気によって生きることへの考え方が変わったという小林さんが、BBCに思いを寄稿した。
    2年前、32歳の時に、私は乳癌であることを宣告されました。娘は3歳、息子はまだ1歳でした。
    「治療をして癌が治れば、元の自分に戻れるのだから、大丈夫!」と思っていました。
    けれど、そんなに簡単ではありませんでした。
    今も、私の身体は、がんと共にあります。
    私は、テレビに出る仕事をしていました。
    病のイメージをもたれることや弱い姿を見せることには「怖れ」がありました。
    なので、当時、私は病気を隠すことを選びました。
    隠れるように病院へ通い、周囲に知られないよう人との交流を断ち、生活するようになっていきました。
    1年8か月、そんな毎日を続けていたある日、緩和ケアの先生の言葉が、私の心を変えてくれました。
    「がんの陰に隠れないで!」
    私は気がつきました。
    元の自分に戻りたいと思っていながら、私は、陰の方に陰の方に、望んでいる自分とはかけ離れた自分になってしまっていたことに。
    何かの罰で病気になったわけでもないのに、私は自分自身を責め、それまでと同じように生活できないことに、「失格」の烙印を押し、苦しみの陰に隠れ続けていたのです。
    それまで私は、全て自分が手をかけないと気が済まなくて、全て全てやるのが母親だと強くこだわっていました。
    それが私の理想の母親像でした。
    けれど、病気になって、全て全てどころか、全くできなくなり、終いには、入院生活で、子供たちと完全に離れてしまいました。
    自分の心身を苦しめたまでのこだわりは失ってみると、それほどの犠牲をはたく意味のあるこだわり(理想)ではなかったことに気づきました。
    そして家族は、私が彼らのために料理を作れなくても、幼稚園の送り迎えができなくても、私を妻として、母として、以前と同じく、認め、信じ、愛してくれていました。
    私は、そんな家族のために、誇らしい妻、強い母でありたいと思いました。
    私は、闘病をBlogで公表し、自ら、日向に出る決心をしました。
    すると、たくさんの方が共感し、私のために祈ってくれました。
    そして、苦しみに向き合い、乗り越えたそれぞれの人生の経験を、(コメント欄を通して)教えてくれました。
    私が怖れていた世界は、優しさと愛に溢れていました。
    今、100万人以上の読者の方と繋がっています。
    人の死は、病気であるかにかかわらず、いつ訪れるか分かりません。
    例えば、私が今死んだら、人はどう思うでしょうか。
    「まだ34歳の若さで、可哀想に」「小さな子供を残して、可哀想に」
    でしょうか??
    私は、そんなふうには思われたくありません。
    なぜなら、病気になったことが私の人生を代表する出来事ではないからです。
    私の人生は、夢を叶え、時に苦しみもがき、愛する人に出会い、2人の宝物を授かり、家族に愛され、愛した、色どり豊かな人生だからです。
    だから、
    与えられた時間を、病気の色だけに支配されることは、やめました。
    なりたい自分になる。人生をより色どり豊かなものにするために。
    だって、人生は一度きりだから。

    小林麻央

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*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

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