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>>21
ライン作業
ラインのスピードは可変式になっており、もっとも遅いときでAT1台あたりの持ち時間が40秒ほど。その間に距離3~4メートルの持ち場を移動しながら10以上の工程をこなさなければならない。
○ラインの上流からATが流れてくる
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○外観をモニターテレビでチェックする
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○問題がなければ“OK”ボタンを押す
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○ラインを操作する棒を払う(手払い)
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○止まっていたATが少し前に移動する
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○ATと一緒に歩いて移動、機種に適合する部品(ストラップ)を箱から取り出す
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○ 適合するボルトを部品箱から取り出す
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○「手払い」をしてATを前に進め、自分も移動する
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○ トルクレンチでボルトをしめる
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○「手払い」をして先に流す
これだけの作業が40秒ほどの間にこなせないと、ATが持ち場に渋滞してたまってしまう。最悪「あんどん」というボタンを押してラインを止めることになる。作業にミスがあっても「NG」の警報音が鳴ってラインが止まる。
チャップリン主演映画『モダンタイムス』を彷彿させる光景
ラインが止まると「ライン外」と呼ばれるライン付きでない社員がやってきて、手伝ったり様子をみてからリセットボタンを押す。すると再びラインが動き出す。ラインを止めた後は、効率を上げるためしばしばスピードを上げる。
「いろんな車種のATが混ざって流れてきて、それぞれボルトの種類も違うんです。部品箱から正しいボルトや部品を探す、それから組み付けるんですが、穴がうまく合わなかったり。追いつけなくて何度か止まりました」
朝8時20分に始まり夜8時まで同じことの繰り返し.....- 0
16/12/05 13:01:46