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- 16/10/13 13:55:51
去年10月、札幌市清田区で、刑務所を出所した当日に女子中学生(12)を無理やり車に連れ込み、刃物のようなもので脅したうえ、車に閉じ込め、けがを負わせたとして
未成年者略取と逮捕監禁傷害などの罪に問われた住所不定無職、近藤順被告(39)の判決公判が11日、札幌地裁であった。
高杉昌希裁判官は「誠に卑劣な犯行で、被害者が受けた苦痛が大きい」として懲役9年(求刑懲役10年)を言い渡した。
判決によると、近藤被告は昨年10月30日午後6時半ごろ同市清田区の路上で、歩いて帰宅していた女子中学生を、道を尋ねるふりをして無理やり乗用車に引きずり込み、刃物のようなもので脅したうえ、布テープを体に巻き付けた。
「絶対逃げるなよ、包丁あるからな」などと脅迫。
女子中学生が自力で逃げるまでの約15分間にわたって監禁し、顔に2週間の傷を負わせた。
高杉裁判官は「卑劣な犯行で被害者の肉体的苦痛はもとより、恐怖感も大きい」と指摘。
そのうえで「近藤被告は不自然な弁解を繰り返し、被害者の心情を逆なでするような発言をするなど規範意識は鈍っている」として、近藤被告に懲役9年の判決を言い渡した。
近藤被告は過去にも同様の罪で服役し、事件当日の朝、月形刑務所を出所したばかりで、再犯防止の矯正プログラムを受けていた。
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10月11日 19時00分
http://dd.hokkaido-np.co.jp/news/society/society/1-0325921.html
http://www3.nhk.or.jp/sapporo-news/20161011/3207581.html
↓【前科】↓
新潟の女子中学生連れ去り監禁事件、近藤順被告に懲役8年の判決 04/07/20
新潟県村上市で昨年9月、女子中学生を連れ去り11日間にわたって監禁したとして、未成年者略取や逮捕監禁致傷などの罪に問われた
佐渡市泉、無職、近藤順被告(27)に対する判決公判が20日、新潟地裁であり、大谷吉史裁判長は懲役8年(求刑・懲役10年)を言い渡した。
判決によると、近藤被告は03年9月2日の午後6時頃、村上市山辺里(さべり)の市道で、下校していた当時15歳の女子生徒に後ろから乗用車をぶつけ、頭などに怪我を負わせ気絶させて車に運び込み拉致した。
車内ではナイフを突き付け「騒ぐと殺すぞ」と脅迫。
両手をロープで縛り、猿ぐつわや目隠しをして頭からシーツをかぶせ、山形、宮城、福島県などを連れ回しした。
翌3日夜、カーフェリーに乗って自宅のある佐渡島に渡り、4日午前1時頃から13日午後8時頃まで、金井町の自宅に監禁。
就寝時には、南京錠付きの四畳半の自室に閉じ込めた。
近藤被告は自分の父親(57)に生徒を「友達」と紹介し、父親と3人で食事をしたこともあったという。
生徒が保護されたのは、近藤被告が外出したすきに、被告の父親が相川署に「息子が行方不明の女子中学生を連れてきている。息子が買い物に出たすきに連れ出すので来てください」と通報したためだった。
被告の父親はテレビを見て行方不明になっている生徒だと気づいたという。
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