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政府高官「非軍事化言及は特筆に値」

ＥＡＳに同行した政府高官は、南シナ海での中国の主張を認めなかった国際的な仲裁裁判をめぐるＥＡＳでの議論について、「複数の国が『非軍事化』に言及したことは特筆に値する。中国の首脳は去年、『島しょを軍事化しない』と確約しているので、くぎをさした形になる」と述べました。そのうえで、政府高官は「あるＡＳＥＡＮ加盟国からは、南シナ海とは別のイシューに絞った発言があったが、議場で同じ国の代表団から、南シナ海に関するその国の立場として、仲裁判断が国際法の一部となったことに明示的に言及する原稿の配布が行われた」と述べました。

また、政府高官は、採択された「不拡散に関するＥＡＳ声明」について、「北朝鮮はＧ２０サミット開催中に３発の弾道ミサイルを発射し、わが国の排他的経済水域に落下させるという許しがたい暴挙があった。このようなタイミングで、中国、ロシア、そして、ＡＳＥＡＮ諸国を含む、ＥＡＳに参加する１８か国が一致して、声明を発出することができたのは極めて有意義だ」と述べ、成果を強調しました。

NHK 9月8日 19時58分
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20160908/k10010676241000.html