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- 16/08/05 08:33:02
8/4 mainichi
全盲で、盲導犬と一緒に交通事故死した徳島市のマッサージ師、山橋衛二さん=当時50歳=の活動をしのぶ「山橋衛二と盲導犬写真展」(吹田市社会福祉協議会、公益財団法人「徳島の盲導犬を育てる会」共催)が吹田市泉町1の吹田市役所ロビーで開かれている。
育てる会などによると、山橋さんは昨年10月、盲導犬バルデス(雄)と一緒に歩いていて、バックしてきたダンプカーにはねられて死亡した。
バルデスは事故当日10歳になり、引退目前だったが、巻き込まれて死んだ。
ダンプカーは後退の警告音を出していなかった。
「うるさい」との苦情で鳴らないようにしていた。
徳島県は昨年12月、条例で警告音の使用を義務づけた。
同会などは、国にも同趣旨の法律をつくるよう、はたらきかけている。
山橋さんは19歳の時、交通事故のため失明した。
3頭の盲導犬と暮らし「犬となら、風を切って歩ける」と、盲導犬や交通事故防止の啓発活動をした。
その働きぶりをパネル19枚で紹介している。
同会に賛同して写真展を開いた主催者側は「盲導犬のことを知ってほしい。
音が視覚障害者の命にかかわることも理解してほしい」と話している。
10日まで。
11~17日は吹田市津雲台1の千里ニュータウンプラザ
2階でも開催。
いずれも午前9時~午後5時(最終日は同3時)、無料。
《古トピ》
視覚障害者はねられ死亡 盲導犬も巻き添え:交通事故 徳島
3日午前8時5分ごろ、徳島市新浜町1の市道で、歩行中のマッサージ師、山橋衛二さん(50)=同市昭和町8=がダンプカーにはねられ、胸などを強く打って間もなく死亡した。
山橋さんは視覚障害者で、一緒に歩いていた盲導犬のバルデス(雄、10歳)も巻き込まれて死んだ。
県警徳島東署によると、現場は歩道のない見通しの良い道路。
ダンプカーは同市の自営業手伝いの男性(38)が運転し、荷物を積むために方向転換しようと、砂利置き場から後進して市道へ出たところだった。
山橋さんは現場近くの病院へ出勤する途中だった。
山橋さんは9月17日に徳島県庁であった秋の全国交通安全運動のオープニングセレモニーに出席。
バルデスと一緒に模擬横断歩道を渡る様子を実演し、「障害者に優しい運転をしてほしい」と訴えた。(15/10/03)
山橋さんの等身大の写真も展示する写真展=吹田市役所
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