万引きなどで教員２人懲戒免職 埼玉

埼玉県教育委員会はショッピングセンターなどで食料品などを万引きしたり生徒にわいせつな行為をした県立高校の男性教諭２人を１３日付けで懲戒免職の処分にした。
懲戒免職処分を受けたのは県立越ケ谷高校の５４歳の男性教諭と県東部の県立高校に勤める５０歳の男性教諭。

県教育委員会によりますと、５４歳の男性教諭は５年前の平成２３年９月、越谷市内のショッピングモールでおよそ３０００円分の食料品を万引きしたほか、ことし２月には東京・大田区で開かれたセール品を販売する展示会場でサポーターなどのスポーツ用品を万引きした。

一方、５０歳の男性教諭はことし３月、教え子の女子生徒をホテルに連れ込み、胸を触るなどのわいせつな行為をした。

県教育委員会はいずれも県民の信頼を失墜させる行為だったとして、１３日付けで２人を懲戒免職の処分にした。

今年度に入ってから教職員が懲戒免職や停職などの懲戒処分を受けたのは１２人にのぼり、去年の同じ時期に比べて７人増えています。

県教育員会の関根郁夫教育長は「学校と一体になって再発防止に取り組み、信頼回復に全力を尽くしていきます」とコメントしています。

7月13日　ＮＨＫ