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- 16/07/11 20:07:29
2016年7月11日 15時54分 トピックニュース
10日放送の「FNNみんなの選挙2016」(フジテレビ系)で、社会学者の古市憲寿氏が、安倍晋三首相に「何条が嫌いですか?」と質問する場面があった。
番組では、同日に行われた第24回参議院議員選挙での各党候補者の動向を追った。その中で、安倍首相に中継をつなぎ、今後の憲法改正の方針などについて質問した。
そこで、同番組のインターネット放送局から古市氏が「安倍さん、個人的にでいいんですけど、憲法第何条がいちばん嫌いですか?」と質問したのだ。安倍首相は思わず苦笑いを浮かべる。スタジオの伊藤利尋アナウンサーも「嫌いですか!?」と困惑した様子でコメントし、笑いが起きた。
続けて、古市氏は「やっぱり9条がいちばんお嫌いですか?」と質問したが、安倍首相は「私は総理大臣ですから、憲法に対する尊重遵守義務がございます」と返した。
また、安倍首相は、なぜ憲法改正に向かうのかに関しては「憲法を変えるというのは自民党立党以来の悲願でありますから、憲法を変えようと思っている人が自民党に集まっている」と説明。
さらに、古市氏が「安倍さんのなかでは、優先順位を考えると第何条から変えたいというのはありますか?」と食い下がるも、安倍首相は自民党として草案を提出済みなので、「(それを)国会の憲法審査会において、しっかりと議論してもらいたい」と答え、個人の見解は語らなかった。
ここで時間となり、中継がスタジオに戻ると進行役の宮根誠司氏は「しかしアレやね。古市さんって後頭部から行くね」とコメント。伊藤アナは「『何が嫌いですか』で答え返ってくると思ってたんですかね?」と疑問を口にしていた。
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