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- 16/07/06 14:09:34
滋賀県病院事業庁は先月28日、同僚の女性職員の自宅内を盗撮したとして、草津市内の県立精神医療センターに勤務する男性看護師(24)を停職3ヵ月の懲戒処分とした。
盗撮被害に遭った女性は、「更生を期待する」として被害届は提出していないという。
県病院事業庁によると、男性看護師は2月14日から20日にかけて、同じ職場に勤める20代女性職員の自宅を訪ね、玄関横にある窓ガラスに直径3センチほどの穴を開けるなどして、計4日間にわたってスマートフォンで室内を動画で撮影した。同月20日、窓に貼りつけられたスマートフォンに気づいた女性が外に出ると、同僚男性が付近にいたので、問い詰めたところ盗撮の事実を認めたという。
同日中すぐに女性が上司に連絡して事件が発覚。動画データについては女性や上司が立ち合いのもと、目の前で削除した。今のところ外部への流出も確認されておらず、「更生を期待したい」として被害届は提出しないこととした。
聞き取り調査に対し男性看護師は、「仕事上のストレスで気持ちが不安定になった中で、つい出来心で盗撮してしまった。深く反省しており、二度としない」と釈明しているという。
県病院事業庁は会見で「県民・患者の信頼を損なうような行為であり、不覚おわび申し上げたい」などと謝罪のコメントを出している。
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