アリさん「シュレッダー係」異動から1年、「元に戻して」署名2万5000人分提出

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  • むぎごはん
  • 16/06/25 06:06:09

弁護士ドットコムモバイル [6/24]

「アリさんマークの引越社」で知られる引越社関東(東京)で、営業職だった30代男性が「シュレッダー係」に異動させられてから、まもなく
1年をむかえる。

男性が加入する労働組合は6月24日、男性を元の職場に戻すよう求める署名約2万5000人分を会社側に提出した。

男性は「会社には、ことの重大さを早くわかってもらいたい」と話した。

●「全国から紙」

男性は2011年、引越社関東に入社した。

長時間労働なのに残業代が支払われず、しかも営業車の運転中に車両事故で弁償代を請求されたことから、男性は2015年3月、個人で入れる労働組合「プレカリアートユニオン」に加入した。

ところが、組合加入がきっかけとなって、会社側は同年3月、男性を営業職から「アポイント部」に配置転換。

さらに、同年6月30日、一日中シュレッダーをかけるだけの仕事に異動を命じた。

この間、会社とは団体交渉や訴訟もおこなわれているが、男性は「シュレッダー係」のままだ。
男性は、弁護士ドットコムニュースの取材に
「出勤から退勤まで何も考えていません。
『無の境地』です」と語る。

シュレッダーにかける紙はそんなに多いのか--。
こう問いかけると、男性は「関西や名古屋などから、シュレッダーにかけるための紙が送られてくるんですよ」と答えた。

●プレカリアートユニオンは昨年から、オンライン署名サイト「change.org」を使って、男性を元の職場に戻すよう求める署名をつのっていた。

この日までに、約2万5000人分の署名が集まり、男性や組合員など約10人が引越社関東本社ビルにつめかけて提出した。

その際、男性らが
「よろしくお願いします」と訴えたが、会社側の担当者はほとんど言葉を発しなかった。

プレカリアートユニオンの清水直子執行委員長は、弁護士ドットコムニュースに対して、「署名には多くのコメントがついた。
共感が広がっている」「会社はこの間、誰の得にもならない対応をしてきた。
真剣に話し合いで解決する姿勢を見せてほしい」と話していた。

《古トピ トピタイ》
アリさんマークの引越社を提訴 社員の「罪状」掲示か

約2万5000人分の署名を手にもつ男性

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    • むぎごはん

    • 16/06/25 06:18:14

    古トピ

    アリさんマークの引越社を提訴 社員の「罪状」掲示か

    朝日新聞デジタル
     「アリさんマークの引越社」として事業を営む引越社関東(東京)に不当な異動を命じられたなどと同社を訴えている男性社員(34)が30日、同社から不当に懲戒解雇されたうえ、名誉も傷つけられたとして、300万円の損害賠償を求めることを訴えに追加した。

     男性は、未払い残業代などを求めて会社と交渉したが、シュレッダー係への異動を命じられ、命令の無効などを求めて7月に東京地裁に提訴した。
    申立書によると、会社は8月11日付で男性を懲戒解雇。
    さらに、懲戒解雇理由を「罪状」などと記載した男性の顔写真入りの文書を社内に掲示したという。

     男性が地位保全を求める仮処分を東京地裁に申し立てたところ、会社は解雇を撤回。
    男性は10月から復職するという。
    同社は「係争中の案件なのでコメントは控えたい」としている。(15/10/01)

    一日中立つ
    「シュレッダー係」に異動、
    「アリさんマークの引越社」
    訴えた裁判始まる
    弁護士ドットコムモバイル
    アリさんマークで知られる「引越社」のグループ会社「引越社関東」で、営業職として働いていた男性社員(34)が、労働組合に加入したことをきっかけに、「追い出し部屋」への異動を命じられたとして、命令の無効などを求めて同社を提訴した。

    第1回口頭弁論が9月30日、東京地裁で開かれ、男性本人が意見陳述をおこなった。

    ●解雇理由を「罪状」と書いた紙を貼り出された

    意見陳述などによると、男性は2011年1月、「引越社」のグループ会社である「引越社関東」に入社。

    セールスドライバーなどを経て営業職になったが、長時間労働だったにもかかわらず、残業代は支払われなかったという。

    男性が今年1月に営業車を運転中に車両事故を起こすと、会社から48万円の弁償金を求められ、毎月1万円を給与から天引きされるようになった。

    男性は今年3月、個人加盟の労働組合「プレカリアートユニオン」に加入。

    その後、未払い賃金や弁償金の返還などを求めて団体交渉を申し入れると、5月に本社の「アポイント部」に配置転換になった。

    さらに6月には、「遅刻した」という理由で、一日中立ちっぱなしの「シュレッダー係」への異動を命じられた。

    男性は7月下旬、命令を無効とする地位確認訴訟を起こした。

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    • むぎごはん

    • 16/06/25 06:26:11

    >>4 続き

    すると、8月中旬に、
    「会社の名誉を害して、信用を傷付け、莫大な損害を与えた」として、一方的に懲戒解雇された。

    その際、80人くらいの従業員がいる前で、懲戒解雇の通知書を読み上げられたという。

    また、男性の氏名と顔写真入りで、解雇理由を「罪状」と題した紙を、「引越社」グループ全店に貼りだされ、社内報にも掲載された。

    しかし、男性側が仮処分の申立てや未払い賃金の請求訴訟を次々と起こすと、会社側は9月下旬に懲戒解雇を撤回して復職が決まった。

    ●原告「長時間労働に追いやられる
    『アリ地獄』」

    男性はこの日の口頭弁論で、「本来、会社が負うべき経営上のリスクである、仕事中の荷物破損や車両事故の弁償を従業員の給与から天引きしたり、高額の借金として負わせるというシステムが横行している」
    「長時間労働のせいで、注意力が落ち、事故を起こしてしまうと、弁償金により給与が減り、長時間労働に追いやられる悪循環に陥っている。
    これを従業員たちは『アリ地獄』と呼んでいる」と過酷な実態も訴えた。

    口頭弁論後、男性は東京・霞が関の厚生労働省で記者会見を開き、「ほかの従業員に対する見せしめのようにした会社の態度に怒りを感じている」
    「会社には、もっと従業員がしっかり働ける環境をつくってもらいたい。決して私一人だけの問題ではない」と述べた。

    男性の代理人をつとめる佐々木亮弁護士によると、男性の復職日は10月1日。

    だが、復職する業務は「シュレッダー係」のままだという。

    男性は「復職するが、会社からは謝罪もなく、私の心はまったく癒やされていない。早く営業職に戻りたい」と話していた。

    第1回口頭弁論後に
    記者会見を開いた
    男性(左から3人目)と
    弁護団ら(15/10/01)

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