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※女性セブン
2016年6月30日号
毒殺選ぶ犯人多い
数年前、インターネットで「夫」という言葉を入力すると、その単語と同時に「死んでほしい」という言葉がもっとも検索されていることが判明し、各メディアで報じられるなど話題になったことがあった。
離婚問題研究家の岡野あつこさんが言う。
「暴力や浮気で自分を強く否定されると“殺してやりたい!”と殺意を抱くほどに夫を憎む女性は少なくないはずです。
もし経済的に自立している女性であれば、すぐに離婚となる。
離婚件数が増えている現状からも、妥協やがまんが美徳とはいえない時代を映していると思います。
でも経済的に離婚できない女性もいます。
とはいえ、そういった人が実際夫を殺すということはほとんどなくて、みそ汁を濃く作るなど、小さな嫌がらせや意地悪をする。
ある相談者の話ですが、冷酷な夫に心の中で“冷酷酷酷”という戒名をつけたという人もいます。
そうやってネタにしたり、愚痴を言ったりするような人は大丈夫ですが、内にためこんでしまうタイプの女性が一線を越えてしまう」
殺人において、
女性の加害者は全体の2割ほど。
カッとなって犯行に及ぶ男性に比べて、女性の殺人事件のほとんどが追い詰められた末の犯行だという。- 0
16/06/22 15:34:43