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- 16/06/08 14:08:53
人類初の火星コロニー建設プロジェクトを進める非営利企業「マーズ・ワン(Mars One)」は6日、プロジェクトの候補者名簿に残った100人に対し、選考過程の新たな段階の一環として、全5日間にわたる選抜試験を実施すると発表したこのプロジェクトには当初、世界140か国から約20万人の応募があった。
候補者はここから、すでに100人に絞られた。今回実施される第3段階の試験でさらに40人にまで絞られ、最終的にはそのうちの24人が、2026年に開始予定の火星への片道旅行に選抜される見通しだ。
オランダに本拠を置くマーズ・ワンによると、この最新の試験はチーム制で実施される予定で、試験内容の9割は米航空宇宙局(NASA)が採用しているものと同じという。
地球への帰還は予定されていないため、選抜メンバーは、小集団で生活する、水を探す、酸素を作る、自分の食べ物を自分で育てるなどの能力が必須となる。
NASAは現在、欧州宇宙機関(ESA)と協力して、3つの火星ミッションに取り組んでおり、2020年に新たな探査車を火星に送り込む計画を立てている。
火星への有人ミッションについてはNASAは2030年代以降に実施する意向を表明している。
AFPBB News
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