演出家の蜷川幸雄さん死去 80歳

匿名

焼きそば

16/05/12 17:33:34

演出家の蜷川幸雄さん死去 80歳 現代劇からシェークスピアまで多岐に
スポニチアネックス 5月12日(木)17時16分配信

日本を代表する演出家の蜷川幸雄(にながわ・ゆきお)さんが亡くなったことが12日、分かった。80歳。埼玉県川口市出身。

 開成高校卒業後、1955年に劇団青俳に入団し、68年に劇団現代人劇場を創立。69年「真情あふるる軽薄さ」で演出家デビュー。72年に演劇集団「櫻社」を結成。74年に同劇団を解散後、「ロミオとジュリエット」で商業演劇に進出した。

 井上ひさし氏、清水邦夫(79)唐十郎(76)野田秀樹(60)らの現代劇から、シェークスピアやギリシャ悲劇など海外の古典・近代劇に至るまで多岐にわたる作品を演出した。83年「王女メディア」のギリシャ・ローマ公演を皮切りに、海外公演も多数。海外からも高く評価され「世界のニナガワ」と呼ばれた。

 98年、彩の国さいたま芸術劇場の「彩の国シェイクスピア・シリーズ」の芸術監督に就任。シェークスピア全戯曲37作品の上演に挑んだ。2006年には、同劇場で55歳以上の演劇集団「さいたまゴールド・シアター」を創設した。

 代表作は「身毒丸」「ムサシ」「海辺のカフカ」「NINAGAWA・マクベス」「ハムレット」など数知れず。

 01年に紫綬褒章、04年秋に文化功労者、10年秋に文化勲章を受章。妻は元女優で現在はキルト作家の真山知子さん(75)。長女は写真家として活動している蜷川実花さん(43)。

 蜷川さんは昨年12月中旬に体調を崩し、軽度の肺炎と診断されて入院。1月から蜷川さんの半生をモチーフにした舞台「蜷の綿」(2月、彩の国さいたま芸術劇場)の稽古に入る予定だったが、体力の回復が十分ではなく、延期。

 蜷川さんは「50歳離れた藤田貴大さんが時間をかけて、ぼくのことを戯曲に書き上げてくれました。恥ずかしい気持ちはあるのですが、とても面白いので、演出しようと決意していただけに、悔しい気持ちでいっぱいです。早く回復して劇場に戻ります」と復帰に意欲を示していたが、叶わなかった。

 蜷川さんの演出作品としては、彩の国シェイクスピア・シリーズ第32弾「尺には尺を」(彩の国さいたま芸術劇場)が今月25日から、V6の森田剛(37)宮沢りえ(43)が出演する「ビニールの城」(東京・シアターコクーン)が8月に上演される。

コメント

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  • No.97 焼きそば

    16/05/17 11:02:11

    >>95
    松坂桃李身長183もあるしモデルしてたもんね。藤原竜也がすごく小さく見えた。笑
    蜷川幸雄の舞台いつか観に行きたいと思ってたからショック。

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