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- 16/05/07 08:17:22
ZUU online 5月2日
「自分の結婚式はジューンブライドで挙げたくない」と答えた人が89%――。
これは結婚相談所ノッツェが行ったアンケートの結果だ。
理由は「梅雨時期なのでゲストに迷惑がかかる」「もう少し涼しい季節に行いたい」と現実的なものが多い。
6月に結婚する女性は幸せになると言われ、「ジューンブライド」は昔から憧れの対象だった。
だが最近は「結婚=幸せ」という単純な図式は成り立たなくなくなっている。
晩婚化や「ナシ婚」など結婚するカップルの価値観も多様化しているのだ。
■「興味がない」が半数以上
20~30代の未婚女性は結婚式についてどういうイメージを持っているのだろうか。
実はその59%が「お金がかかる」イメージだと答えている。
次いで「めんどう」(17%)、「疲れる」(12%)とマイナスのイメージが先行している(ウェディングキュレーションサービス「MARRY」を運営するインターファーム調べ)。
また20~39歳の男女を対象に行った別のアンケートでは、
「結婚願望がない」と答えた人が41.5%となった。
結婚願望がない理由としては、「面倒・興味がない」が52.4%と半数以上を占めた。
以下「自分の趣味に力を入れたい」が36.1%、「仕事や勉強で忙しい」が17.5%と、「自分だけで精いっぱい」ということのようだ
(クロス・マーケティング調べ)。
「面倒」と答えた人の理由では、結婚のデメリットを強く意識していることも分かる。
「他人と暮らすのが面倒」「1人でいる自由をなくしたくない」とプライバシーや気ままな生活がなくなってしまうと考えているようだ。
特に子どもが生まれたり、相手の両親と同居したりと家族が増えれば増えるほど、どうしても自分のことは後回しになってしまうだろう。
一人でいる今が十分満足なものなので、「今の生活を失いたくない」という本音が見える。
■結婚は人生の墓場なのか?
日本生命保険が調べたところでは、結婚しない理由として
「経済的な不安」を理由に挙げたのは女性が4.2%だったのに対し、男性は16.4%だった。
非正規雇用の増大など、先行きの不透明な社会情勢が背景にあることは間違いなさそうだ。
希望の働き方については、男女ともに8割以上が「共働き」と答えていることからも、「結婚生活にはお金がかかる」というイメージが強いことが分かる。
≫続く
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