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- 16/03/31 12:27:42
20年前、大阪・堺市で発生した学校給食を原因とする病原性大腸菌O157の集団食中毒で、感染した当時小学1年生だった女性が後遺症により、去年、死亡していたことが分かりました。
大阪・堺市では、平成8年7月、小学校の給食を食べた児童などおよそ9500人が、O157に集団感染し、当時1年生と5年生それに6年生だった女の子3人が死亡しました。
堺市は30日、記者会見を開き、20年前O157に感染、後遺症で治療を受けていた当時小学1年生だった女性が、去年10月、脳出血により25歳で死亡していたことを明らかにしました。
堺市によりますと、女性はO157に感染したときにHUS=溶血性尿毒症症候群を発症し、その後遺症の「腎血管性高血圧」が脳出血の原因だという20年前の堺市のO157の後遺症による死亡は初めてだということです。
また同じ後遺症の人は、ほかに女性1人がいて、経過観察中だということです。
を超えることもあった」と話しています。
国立感染症研究所によりますと国内では年間3000人から4000人がO157など腸管出血性大腸菌に感染し、このうち80人から100人が急性腎不全などを引き起こすHUS=溶血性尿毒症症候群になるなど重症化しているということです。
NHKニュース
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