- ニュース全般
- いちご
- 16/03/28 14:25:32
2016/03/26 08:00
総務省情報通信政策研究所の「平成26年情報通信メディアの利用時間と情報行動に関する調査報告書」(平成27年5月)の、年代別の主なコミュニケーション系メディアの平均利用時間、行為者および行為者平均時間(平日1日)を見てみよう。
それによると、10代、20代は他の年代と異なり、ソーシャルメディアが他の手段を大きく超えている。特に10代は圧倒的にソーシャルメディアの利用が多く、ソーシャルメディア行為者率は50.7%、メール行為者率は30.7%、携帯通話行為者率は6.1%となっている。ソーシャルメディア行為者の平均時価は117.4分に上る。若者たちは、主にソーシャルメディアを使ってコミュニケーションしているというわけだ。
《図は10代の主なコミュニケーションメディアの平均利用時間、行為者率及び行為者平均時間》
10代のコミュニケーションはSNSに大きく傾いている。それゆえ、距離感がつかめなくなっている問題も起きているようだ。SNSの過剰利用による問題を見ていこう。
《LINEで告白、Twitterでストーカーする10代》
フリューの女子高生・女子大生を対象とした「恋愛とSNSに関する意識調査」によると、LINEで告白した、もしくは告白された経験について尋ねたところ、78.7%が「ある」と回答。また、告白手段として直接かLINEかと2択で尋ねたところ、なんと34.5%が「LINE」を選んでいた。また、SNSのプロフィール画像に一目惚れした経験は16.2%が「ある」と答えており、そのうち48.1%は相手にメッセージを送って結果的に付き合ったという。
若者たちにとってSNSは恋愛にまで深く入り込んでおり、ネットとリアルの差をほとんど感じていないことが分かる。恋愛において頻繁にSNSを使いこなしている一方、SNSのコミュニケーションがうまくいっていない例も多い。
(続く)
http://japan.cnet.com/sp/smartphone_native/35080069/
- 0 いいね