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植え込みから注射器数十本
名古屋市中川区の市道で20日未明、外国人とみられる男性が複数の外国人風の男に切りつけられるなどして殺害された事件で、襲撃現場近くの中央分離帯の植え込みから注射器数十本の入った黒いポーチが見つかったことが捜査関係者への取材で分かった。捜査本部は薬物取引を巡る外国人同士のトラブルの可能性もあるとみて調べている。
捜査関係者によると、ポーチには血痕が付着していた。近所の住民が録画した事件当時の動画には、襲われた男性が植え込みに向かって何かを放り投げる様子が映っており、このポーチだった可能性があるという。
襲った男らは現場からいったん逃走した後、数分後に戻り男性の車を物色。パトカーのサイレンが聞こえると、再び車で逃走した。捜査本部は、現場に残されていた注射器が薬物に使うものとみており、他に遺留品がないか調べている。
捜査本部によると、死亡した男性は20日午前1時半ごろ、同区西日置1の市道をワゴン車で運転中、2台の車に前後を挟まれて動きを封じられ、車に乗っていた複数の男らに金属バットや刃物のようなもので襲われ殺害された。事件当時の動画には、男らが「殴れ、殴れ」などとペルシャ語で叫ぶ様子が記録されていた。- 0
15/12/23 00:23:10