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匿名
2015.12.14
漢字の国・中国では今、パソコンやスマホで打てない難しい漢字を「生癖字」「冷癖字」と呼び、そんな字を使った名前を「怪名」と呼んでいる。怪名を付けられた人は、日常生活ですさまじく不便な待遇を受けることになる。「信息時報」(12月1日付)が報じた。
広州市に暮らす24歳の女性は、自分の名前が特殊なために、普段の生活や学校でたびたび苦労してきた。彼女の名前の中には「王」の隣に「楽」と書いて「リー」と読む字が用いられている。現在、中国で使用されている簡体字ではない生癖字だ。
学生時代、学校に提出する自身の資料は、すべて特別な手続きが必要だったという。大学受験の時は、受験票でさえも高校の校長にサインをもらい、戸籍簿を一緒に持っていかないと試験会場に入れなかったほどだ。名前が問題で、危うく奨学金をもらえなくなりそうだったこともあるという。大学を卒業すると、トラブルはさらに多くなる。銀行口座の名義は「×」とか「?」と表示されてしまい、すべて窓口での手続きが必要だったとか。結婚した彼女は住宅を購入する際に、自分名義でローンの申し込み手続きができず、売買契約を破棄されそうになってしまったり、車を購入する時にも契約ができなかったという。
一方、済南市に住む女性は、息子の名前に、「韋」の隣に「華」と書いて「ウェイ」と読む字を用いた。当時、戸籍の登録は手書きで行っていたために、子どもが大学へ上がるまで生活で苦労したことはなかったとか。しかし、成人するとパソコンで個人データを入力しなくてはならず、多くの弊害が発生した。保険に加入したり、列車や飛行機のチケットを購入する場合などだ。普通に入力できないため、仕方なく似た繁体字を用いるしかなかった。
生癖字は日常生活で見る機会が少なく、現存する漢字の中から時代とともに徐々に忘れ去られたものだという。公安庁居民身分証科によれば、以前は市民がさまざまな文献や異なる字典から名前を付けていたことが原因だという。しかし、コンピューターの普及に伴い、1993年にWindowsの文字コードであるGBKによって統一化が図られた。ここにない漢字については、表示されないのだ。また、漢字を新たに登録すると、コードを一から作り替える必要があり、膨大なコスト発生が予想される。そのため、生癖字が端末上で打てる環境になることは今後もなさそうだ。
中国では2013年、国務院が漢字を「通用規範漢字表」に基づく8,105字に限定し、それ以外の漢字の使用は認めないこととなった。戸籍の登録もこれに準ずるため、同年以降は生癖字を用いた名前が用いられることはなくなった。また、身分証の登録が完全デジタル化されたことに伴い、名前や住所に生癖字が用いられている場合は政府職員によって強制的に改名を求められることになった。しかし、怪名はいまだに増加の一途をたどっているようだ。
日本でも命名に関しては、法務省が定める「常用漢字表」と「人名用漢字表」に掲げられた漢字しか使用できないが、中国では同様の規定ができたのが遅すぎたようだ。
http://www.cyzo.com/2015/12/post_25393.html
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No.5 匿名
15/12/18 13:31:40
なんか、アメリカでもキラキラネームつける人が増えてるらしいね。
どこの国でもあるんだね。
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No.4 匿名
15/12/18 13:04:04
中国の名前事情なんてどーでもよい
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No.3 あ
15/12/18 12:47:06
日本でも人名に使える漢字は限られてるけど、中国は野放しにしてて2013年から規制って遅すぎよね~まぁそれだけ社会的に発展してなかったって事だから納得だけど。
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No.2 匿名
15/12/18 12:12:30
日本人でも「旧字体の名前だと不便だから」って新字体に改名する人いるよね
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No.1 匿名
15/12/18 12:07:18
万国共通な問題ですな。
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