「ころすぞ」悪質いじめ　札幌の私立中、被害生徒が退学 へのコメント（No.100）

毎日新聞

私立学校側は、
いじめ防止対策推進法や道条例に基づく
「重大事態」
の疑いがあるとして道に連絡した。

来週中にも報告書を提出する。

　私立中によると、今年９月１７日、
被害生徒の母親から
「子どもの様子がおかしい」と相談があり、生徒がクラスメートの男子からＬＩＮＥで「こ・ろ・す・ぞ・し・ね」とのメッセージを送られたことを確認した。

学校は９月下旬、
メッセージを送った生徒を１週間、
自宅謹慎させた。

　母親は学校に対し、生徒が入学以来、複数の男女のクラスメートから継続的にたたかれたり、嫌がらせをされたりするなどのいじめを受けたと説明している。

生徒は体調不良で病院で診察を受けた。

母親が学校に相談した翌日の９月１８日から不登校になった。
　学校側は生徒が継続的にいじめを受けたとみられると認めたが「詳細は調査中」としている。

校長は「教職員によるいじめ対策委員会で詳しく調査している。生徒が退学したことに至らなさを感じている」と話した。
　道は同法に準じていじめ防止条例を
２０１４年４月に施行しており、条例に基づく重大事態として報告されたのは今回で４件目。