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郵便隠匿の女 起訴内容認める
大量の郵便物を配達せずに隠していたとして郵便法違反の罪に問われている元郵便局社員の女の初公判が高松地方裁判所で開かれ、女は起訴された内容を認めました。
この事件では香川県三豊市の高瀬郵便局に勤めていた元社員、川染奈央被告(24歳)がおととしの2月から去年11月までの間に、2666通の郵便物を配達せず善通寺市内の社宅などに隠していたとして郵便法違反の罪に問われています。
8日に開かれた初公判で川染被告は起訴された内容に間違いがないかを問われると「ありません」と答えて起訴内容を認めました。
このあとの冒頭陳述で検察は犯行のいきさつについて「郵便局内の人間関係の不満から配達の仕事に嫌気がさし、ダイレクトメールなら気づかれないと考えて局内の誰も使っていないロッカーなどに複数回にわたって隠した」と指摘しました。
川染被告は今月3日には隠していた封書を開封し、中の割引券を抜き取っていたとして、窃盗の疑いで再逮捕されています。- 0
16/02/09 10:15:16