教え子に学校内でみだらな行為繰り返す 豊田市の中学教師逮捕 (愛知県)

2015年10月23日 09時00分

　教え子の女子生徒に対して学校内などでみだらな行為を繰り返していたとして、愛知県豊田市立中学校教諭の男（３０）が、児童福祉法違反の疑いで同県警に逮捕されていたことが、関係者への取材で分かった。地元の教育委員会は事実関係を調査中として、発表していなかった。

　男は今月中旬、児童福祉法違反の罪で起訴されている。起訴状などによると、男は４月上旬、前年度まで教え子だった女子生徒＝当時（１５）＝に学校内でみだらな行為をした上、同じ日の夜に公園駐車場で再び同様の行為をしたとされる。

　関係者によると、男は昨年度、女子生徒のクラスを担任。校内で女子生徒の悩み相談などを受けていたが、昨年１１月ごろから犯行に及ぶようになったという。女子生徒は今年４月までの半年近く、男から繰り返し、みだらな行為を強要されたと被害を訴えている。

　男は行為について認める一方、「自分からは誘っていない」といった趣旨の説明をしているという。

　地元の教育委員会は取材に対し、「問題を知ったのは最近。調査を進めている途中だった」と釈明。県教育委員会も事態を把握しており、担当者は「事実関係を明確にした上で、厳正に処分する」としている。

（中日新聞）