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- 15/10/21 19:56:57
NHK
岐阜市の火葬場で遺体を火葬した後に残った指輪を盗んだとして、59歳の嘱託職員の男が逮捕されました。
逮捕されたのは岐阜市が運営する葬祭場、「岐阜市斎苑」の嘱託職員、秋野森康男容疑者(59)です。
警察によりますと秋野森容疑者は遺体を火葬した後に残った、プラチナ製の指輪1点、およそ1万9000円相当をおととし4月からことし8月半ばまでの間に、盗んだ疑いがもたれています。
ことし8月、県内の貴金属買取店で秋野森容疑者が指輪5点、14万円分を一度に換金し、焼け焦げるなど不審な点があったことから警察で調べたところ、このうち1点が平成21年に亡くなった男性のもので、この葬祭場で火葬されていたことが分かったということです。
秋野森容疑者は「間違いありません」と供述し、盗んだことを認めているということです。
警察は換金した残りの指輪4点も火葬場で燃え残ったものを盗んだ疑いがあるとみて、詳しく調べています。
この事件を受けて、岐阜市が午後、会見しました。
岐阜市によりますと秋野森容疑者はおととし4月に嘱託職員として採用され、火葬場で業務全般を行っていたということです。
岐阜市斎苑では火葬後に残った指輪などの貴金属をお骨を収める際、遺族に返却していますが、その後に見つかった場合、遺族の要望に基づいて返せるよう事務所で保管していたと言うことです。
品物の記録はとっていたものの保管場所は施錠されておらず、実際に品物があるかの確認もしていなかったと言うことで、今回、換金された指輪5点以外にも無くなっている物があるということです。
岐阜市の日比野淳二自然共生部長は
「貴金属には副葬品の意味合いもあることや亡くなった直後という心情をおもんぱかって市側からはご遺族に連絡をしていませんでした。 今後はご遺族への連絡を徹底するほか厳重に保管いたします」としています。
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