アリさんマークの引越社を提訴 社員の「罪状」掲示か

匿名

匿名

15/10/01 02:39:06

朝日新聞デジタル

 「アリさんマークの引越社」として事業を営む引越社関東(東京)に不当な異動を命じられたなどと同社を訴えている男性社員(34)が30日、同社から不当に懲戒解雇されたうえ、名誉も傷つけられたとして、300万円の損害賠償を求めることを訴えに追加した。

 男性は、未払い残業代などを求めて会社と交渉したが、シュレッダー係への異動を命じられ、命令の無効などを求めて7月に東京地裁に提訴した。

申立書によると、会社は8月11日付で男性を懲戒解雇。

さらに、懲戒解雇理由を「罪状」などと記載した男性の顔写真入りの文書を社内に掲示したという。

 男性が地位保全を求める仮処分を東京地裁に申し立てたところ、会社は解雇を撤回。

男性は10月から復職するという。

同社は「係争中の案件なのでコメントは控えたい」としている。

コメント

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  • No.4 匿名

    15/10/01 05:18:01

    >>3 続き

    その際、80人くらいの従業員がいる前で、懲戒解雇の通知書を読み上げられたという。

    また、男性の氏名と顔写真入りで、解雇理由を「罪状」と題した紙を、「引越社」グループ全店に貼りだされ、社内報にも掲載された。

    しかし、男性側が仮処分の申立てや未払い賃金の請求訴訟を次々と起こすと、会社側は9月下旬に懲戒解雇を撤回して復職が決まった。

    ●原告「長時間労働に追いやられる
    『アリ地獄』」

    男性はこの日の口頭弁論で、「本来、会社が負うべき経営上のリスクである、仕事中の荷物破損や車両事故の弁償を従業員の給与から天引きしたり、高額の借金として負わせるというシステムが横行している」

    「長時間労働のせいで、注意力が落ち、事故を起こしてしまうと、弁償金により給与が減り、長時間労働に追いやられる悪循環に陥っている。
    これを従業員たちは『アリ地獄』と呼んでいる」と過酷な実態も訴えた。

    口頭弁論後、男性は東京・霞が関の厚生労働省で記者会見を開き、「ほかの従業員に対する見せしめのようにした会社の態度に怒りを感じている」

    「会社には、もっと従業員がしっかり働ける環境をつくってもらいたい。
    決して私一人だけの問題ではない」
    と述べた。

    男性の代理人をつとめる佐々木亮弁護士によると、男性の復職日は10月1日。

    だが、復職する業務は「シュレッダー係」のままだという。

    男性は「復職するが、会社からは謝罪もなく、私の心はまったく癒やされていない。早く営業職に戻りたい」と話していた。

    第1回口頭弁論後に
    記者会見を開いた
    男性(左から3人目)と
    弁護団ら

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*コメント欄のパトロールでYahoo!ニュースのAIを使用しています

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