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- 匿名
- 15/09/16 20:56:03
NHK 09月16日 19時02分配信
上級生が下級生に暴力を振るったなどとして先月まで1年間の対外試合禁止処分を受けていた松山市の済美高校野球部で、処分期間中のことし1月から2月にかけて、コーチの教員が部員を殴るなどしたとして、学校側から謹慎処分を受けていたことが明らかになりました。
謹慎処分を受けたのは、松山市の済美高校で野球部のコーチを務めている29歳の男性教員です。
高校によりますと、この教員は、ことし1月から2月にかけて、当時1年生だった野球部の男子部員に対して、殴ったり暴言を吐いたりしたということです。
部員にけがはありませんでしたが、その後、ストレス性障害などと診断され、野球部を退部したということです。
学校側は、ことし5月、部員の保護者からの訴えで事実関係を調査したところ、教員も暴力を振るったことなどを認めたということで、7月に県高校野球連盟に報告するとともに、コーチを50日間の謹慎処分にしました。
春のセンバツ高校野球で優勝経験もある済美高校野球部は、上級生が下級生に暴力を振るったなどとして、先月までの1年間、対外試合禁止の処分を受けていました。
済美高校の野澤善浩校長は、16日、学校で記者会見を開き、「教員による暴力は絶対にあってはならない。度重なる不祥事を起こし、誠に申し訳ない」と謝罪しました。
済美高校は、教員による暴力の具体的な状況などを詳しく確認した上で、県高校野球連盟に最終報告を行うことにしています。
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