小泉今日子が「大人も泣けるアニメ“あの花”」で１年ぶりのドラマ

サンケイスポーツ 9月1日 12時0分配信

　小泉今日子（４９）が、フジテレビ系スペシャルドラマ「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」（２１日後９・０）で、ヒット作品「続・最後から二番目の恋」以来１年ぶりにドラマ出演することが１日、分かった。

　そのほかにも小日向文世、吉田羊、上地雄輔、リリー・フランキー、火野正平ら豪華な大人のキャストが集結する。

　原作は、同局の深夜アニメ枠「ノイタミナ」の２７作目として、２０１１年４月期に放送された完全オリジナルストーリーのドラマ化だ。

　物語の舞台は秩父。幼なじみの幽霊が現れる中、宿海仁太（やどみ・じんた＝村上虹郎、あだ名・じんたん）ら少年少女たちの友情と恋が描かれていく。

　小泉は、すでに亡くなっている“じんたん”の母・塔子役。物語の重要なキーパーソン的な役割だ。

　塔子亡き後、男手ひとつで“じんたん”を育ててきた父・篤を小日向が演じる。実生活で子供たちから出演を喜ばれたという小日向は「切なくて甘酸っぱい、何とも言えない思春期の独特さが見事に描かれていますよね」と話し、「今回は小泉さんの写真に向かって『塔子さん、塔子さん』と優しく呼びかけている役。僕は最近、腹黒い役が多かったので、久しぶりに穏やかに演じられてよかった」と笑顔で撮影の感想を寄せた。

　浅野澄美プロデューサーも「若いキャストが伸び伸びとお芝居ができるよう、がっしりと土台を作ってくれる大人のキャストの方々に見守っていただきます」と話している。