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「2人のことを忘れない」。
13日で発覚から
1年。
同級生は、亡くなった平田さん(当時
13歳)と星野さん
(同12歳)へのメッセージを折り紙に書き、それを千羽鶴にして2人を悼んでいる。
平田さんが遺体で見つかった高槻市の駐車場にはこの日朝、花束が並び、手を合わせる人がいた。
2人が行方不明になる直前、コンビニエンスストアで会話を交わした男性(44)は「最後に目撃したのは自分なのに警察に通報せず、後悔している」と語った。
星野さんの遺体は平田さん発見から
8日後、柏原市の竹林で見つかっている。
また夏がきて、草木が青々と茂っている。
中学2年になった同級生の女子生徒
(13)によると、教室には花が飾られた2人の机がそのまま残る。
友達同士の会話には、今もふと2人の名前が出てくることがあるという。
女子生徒は中学で2人と知り合った。
星野さんは妹を連れて泊まりに来た。
平田さんとは、友達への誕生日プレゼントを一緒に届けた。
親友だった。
事件が起きた夜。星野さんからはスマートフォンの無料通信アプリ「LINE」で「泊めてほしい」と頼まれていた。
だが、翌朝から母親と美容院に行く予定があり、断った。
事件直後、遺体発見現場を訪れた際は自分を責め、涙が止まらなかった。
1人で部屋にいると、ゲームをしながらはしゃいでいた星野さんの姿が浮かぶ。
学校では、教師の呼び掛けで同級生が千羽鶴を折った。
女子生徒は「遊び相手になってくれた弟が小学校に入学したよ」と書いた。
「なぜ2人が亡くなったのか知りたい」と語気を強めた。
「救えずごめん」知人ら献花
発生から1年を迎えた。
遺体の発見現場では地元住民らが花を手向け、2人を悼んだ。
1年前の朝、駅前を歩く姿が防犯カメラに映ったのを最後に、2人は行方不明に。
その後、寝屋川市出身の除染作業員山田被告=福島県二本松市=が殺人容疑で逮捕、起訴された。
13日午前、高槻市の現場には、事件前夜にコンビニエンスストアの前にいた2人に声をかけた寝屋川市の戸塚正樹さん(44)がユリの花14本を供えた。
「生きていれば今年14歳になるはずだったのに。
救ってあげられずごめんね」。
毎日新聞
平田さんの遺体が見つかった現場付近を訪れ花を手向ける男性=高槻市で2016年8月13日午前- 0
16/08/13 20:18:25