- なんでも
- 匿名
- 15/05/26 11:48:17
会社経営って皆が見えてる以上にお金がかかるのよ。私たちは良く従業員さん目線になって考えたり悩んだりする。皆さんも経営する立場で考えてみて?経営者(うちの場合)って休みないし朝4時から事務の確認したりして夜になると付き合いがしょっちゅうだし、旦那は2.3時間しか寝ずに仕事してる。そういう人も沢山いるよ。
給料!
サラリーマンで社員として貰う給料と経営者で社長で会社として社員に払う給料には大きな開きがある。
たとえば・・・
社員の時に貰う給料は手取りで25万円。
手取りで25万円は会社として払う給料は支給額で30万円。
そして、社会保険代の会社負担金を入れると実質必要額は35万円。
その時点で、社員として貰っている給料と会社の払っている給料とでは10万円の差がある。...
さらに社員を1人雇うと、地代、家賃、机、パソコン、電気代、プリンターにコピー、事務費用、人事費用、経理費用と更に2倍から3倍の経費がかかる。
経費を入れると月額70万円から105万円。
手取りの3倍から4倍になる。
ここでその社員が売上を上げてくるが、粗利が70万円でトントンになる。
即ち社員は粗利を手取りの約3倍稼いで貰わないと赤字社員。
お荷物社員となる。
もし、その会社の粗利率が50%のビジネスモデルなら売上は粗利の2倍稼がないといけないので、140万円でトントンなる。
即ち手取りの6倍の売上をあげて稼いで初めてトントンなる。
それ以下だとお荷物社員だということだ。
また、トントンで偉そうな顔されても困ったモノである。
会社にとっては利益0だからである。
さて、会社が儲かるには、その2倍は最低でも稼いで欲しい。
なので、売上は280万円となる。
結局、会社が儲かるには最低でも手取りの10倍の売上が必要だということだ。
不思議な話である。
そして、それが達成して、初めて、偉そうな顔をしてもいいし、給料アップを言いだしてもいい。
しかし、本来、大企業で稼いでいるといわれる社員はトントンの3倍から10倍稼いでいる。
即ち売上で420万円から1400万円である。
そんなに稼げるスタッフを見つけて育てるのは至難の業だ。
そこに独立と社員の勘違いがある。
「月額売上300万円も稼いでいるのに25万円しか手取りが無い。」とぼやいて短絡的に独立すると、なぜか収入が減るのはその為だ。
会社に不満のある人や、独立したい人は、最低でも給料の手取りの20倍を稼いでからだと思う。
まずは、経営や財務、経理を学んで、本当の自分の価値を再確認してみるといいかもしれない。
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