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- 匿名
- 15/05/15 09:39:59
スポニチアネックス 5月15日 7時1分配信
東京都千代田区永田町の国会議事堂近くで１４日午後０時半すぎ、小型無人機「ドローン」を飛ばそうとしている男がいると１１０番があった。警視庁麹町署員が駆け付けたところ、ドローンを飛ばそうとしていた横浜市の少年（１５）を発見。同署で事情を聴いて厳重注意した上で、保護者に引き渡した。
警視庁によると、今月９日に長野市の善光寺境内に落下したドローンを操縦していた少年と同一人物とみられる。
？町署によると、「男がパソコンをいじりながら、ドローンを飛ばそうとしている」との１１０番で署員が現場に駆け付けると、少年がおり、そばに約３０センチ四方で、プロペラ４個やカメラが付いたドローンと、パソコンがあった。少年は飛ばそうとしたことを認めたが、理由については「言いたくない」と話したという。
現場は憲政記念館の南側にある国会前庭で、国会議事堂の近くには首相官邸や皇居などがある。
少年は当時、インターネットの動画中継サイトで生中継していたとみられ、中継を見ていた人からも同署に通報が寄せられたという。
善光寺では御開帳が開かれていた９日午前、境内にドローンが落下。御開帳期間中の主要行事「中日庭儀大法要」の最中で、境内には大勢の僧侶や見物客がいたが、ケガ人はなかった。少年が臨時派出所に「飛ばす練習をしていたら風にあおられて落ちた」と申し出た。
インターネット上に行事の様子を上空から撮影した動画があり、長野中央署は少年がドローンを使って撮影していたとみて、人にぶつかればケガをする恐れがあるとして、場所をわきまえて飛ばすよう口頭で注意していた。善光寺で落ちたドローンは少年に返却されておらず、今回飛ばそうとしたのは別の機体とみられる。
≪探知機能強化へ≫首相官邸の屋上でドローンが見つかった事件で、警察庁の金高雅仁長官は１４日、国家公安委員会後の会見で「（重要施設の上空などに）侵入する小型無人機の探知機能強化のため、資機材の導入を検討したい」と述べた。海外の事例を調べて参考にする方針。ドローンをめぐっては、４月２２日の事件発覚後、政府が規制法案を検討。今月１２日、ルールの骨子を５月下旬までにまとめる方針を決めた。
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