良く分からない人は、読んで下さい。
道州制、絶対反対です。
自民が公約に掲げていた事にびっくりしました。


Ｑ道州にはどんな権限が与えられるの？
Ａ立法権が道州に与えられれば、国家の危機に直面します
どういった権限を国から道州におろすかは検討中の段階ですが、道州に立法権が移った場合は大変危険です。その場合、道州ごとに法律が大きく異なり、国家の統一感が失われてしまいます。たとえば、ある州には死刑があり、ある州には死刑がないとなれば、特定の州に犯罪者が集まるかもしれません。また、州が教育内容に決定権を持てば、州によって必修科目が異なるという事態も想定されます。さらに、沖縄州で米軍基地や自衛隊基地を撤去する法律が成立すれば、日本の国防は成り立ちません。道州制は国家の危機を招くのです。

＜今回のまとめ＞道州制は、日本という国家の自殺につながるのです
道州制を推進する人たちは、「中央集権」が大変悪いことのように言っています。しかし、なぜ明治維新で「廃藩置県」が行われ、中央集権体制が築かれたかをふり返る必要があります。維新直後、新政府と各藩との対立が続いたり、軍隊は各藩から派遣された兵員で構成されるなど、国家としての統一感を欠き、このままでは欧米列強の植民地になる危機が強まりました。そこで明治政府は中央集権体制を作り、日本を力強い国家に生まれ変わらせたのです。
言ってみれば、道州制は江戸時代の「幕藩体制」に戻るようなものです。特に、中国・北朝鮮という隣国の脅威を受ける中で、国防・外交力を弱める道州制の導入には大きな危険がともないます。道州制は、明治維新以来、多くの先人が身命を賭して築いてきた日本という国家を、いとも簡単に解体するものなのです。