女性２人、足に硫酸かけられけが　傷害容疑で捜査　群馬 へのコメント（No.91）

硫酸事件、無罪を主張＝「すべてやっていない」－前橋地裁
8月24日17時19分配信

　群馬県高崎市内の商業施設などで４月、買い物中の女性３人が相次いで硫酸をかけられた事件で、器物損壊と傷害の罪に問われた無職北村宣晃被告（３０）の初公判が２４日、前橋地裁（野口佳子裁判長）であった。北村被告は「すべて私がやったものではありません」と述べて起訴内容を否認し、無罪を主張した。
　検察側は冒頭陳述で、被害を受けた女性３人の着衣などから硫酸が検出されたと指摘。被告の衣類などからも酸性の物質が出たと主張した。３月下旬ごろ、インターネットで硫酸の情報を収集していたことも明らかにした。
　一方、弁護側は被告が事件のあった商業施設などにいたことは認めたが、被告の関与は否定した。　【時事通信社】