長野県佐久市で中３死亡 へのコメント（No.251）

>>251
佐久市で3月、中学3年の男子生徒が車ではねられ死亡し、車を運転していた被告の男性が執行猶予付きの有罪判決を受けました。
これに対し遺族は「判決は軽過ぎる」として実刑と控訴を求める署名を検察に提出しました。
長野地方検察庁佐久支部に署名を提出したのは佐久市の和田樹生君（当時15歳）の両親です。
樹生君は3月23日の午後10時すぎ塾からの帰宅途中、事故に遭いました。
高校受験で合格が決まり、進学を控えていました。
裁判で車を運転していた男性は、酒気帯び運転を認めています。
検察側は男性が事故の後、樹生君をすぐに救護せず、酒の臭いを消すため、近くのコンビニ店で口臭を防止する商品を購入していたことを明らかにし、禁固3年4カ月を求刑しました。
7日の判決で地裁佐久支部は、被告から検出されたアルコール濃度は飲酒運転の基準を下回る数値だったとし、「刑事責任を加重させる事情として過大な評価はできない」として禁錮3年、執行猶予5年の有罪判決を言い渡しました。
両親は「判決が軽過ぎる」として控訴と実刑を求め署名活動を始めました。
およそ2週間で4万1160人分が集まり、地検佐久支部に提出しました。
控訴の期限はきょうでしたが、長野地方検察庁は、控訴を見送ることを決めました。
「慎重に検討したが、控訴する理由が認められない」としました。
検察が控訴を見送ったことで判決は確定する見通しです。