英少女「イスラム国」参加問題　3人はすでにシリアに入国か

イギリスの10代の少女3人が行方不明となり、過激派組織「イスラム国」への参加が懸念されている問題で、ロンドン警視庁は、3人がすでにシリアに入国したとみていることを明らかにした。
ロンドンの同じ学校に通う15歳から16歳の少女3人は、2月17日に自宅を出たあと、トルコに渡ったことが、空港の監視カメラで確認されていて、「イスラム国」への参加が懸念されている。
これについて、ロンドン警視庁は24日、3人が、すでにシリアに入国したとみていることを明らかにした。
またイギリスのメディアは、3人が、4日か5日前に、仲介業者の手引きで、トルコ南部のキリスからシリアに入ったとみられると伝えている。
一方、スペインでは24日、若い女性を「イスラム国」に送り込むためのインターネットサイトを管理していた男4人を逮捕した。
4人は、複数のサイトを運営していて、中には1,000人以上が登録しているサイトもあったほか、勧誘を受けた女性が、実際に渡航準備を進めていたケースも確認されている。