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- 匿名
- 15/02/19 23:38:34
「まるで人体実験」。医療事故の遺族が告訴状の提出に踏み切りました。
去年2月、東京女子医大病院で当時2歳の男の子が鎮静剤を大量に投与され、死亡した医療事故。医師らが実験のため鎮静剤を大量投与した可能性が出てきたとして、男の子の両親が警視庁に対し、傷害致死容疑で告訴状を提出しました。
男の子には、人工呼吸中の子どもへの使用が原則禁止されている鎮静剤「プロポフォール」が、4日にわたって、大人の限界量の2.7倍にあたる7000ミリ近く大量に投与されていました。今月、病院側は投与が続けられたことについて、「合理的な理由が見出せない」と報告書で結論付けました。
JNNが入手した病院の内部文書。鎮静剤の投与を決めた医師が遺族への説明の際、「適応の拡大を検討する薬も入っていた」と発言したとして、疑問を感じたほかの医師が病院側に調査を求める内容となっています。
遺族側は、鎮静剤「プロポフォール」の適応範囲の拡大を目指した医師らがデータを集める実験目的で男の子に多量投与を行った可能性があるとして、傷害致死容疑での告訴状提出に踏み切りました。
「病院内の内部文書、ICUの責任者が、まるで人体実験をしていたかのように適応拡大を検討している薬を使っていた疑いがある」(父親)
「息子に行われていたことは、医療行為だったのかという思いがどんどん強くなってきた。真実かどうかを明らかにしてほしい」(母親)
事故をめぐっては、警視庁がすでに業務上過失致死の疑いで医師から事情を聴くなど、捜査を進めています。(19日16:11)
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