- 芸能人・有名人
- 匿名
- 15/02/05 14:11:37
身長190センチの長身を生かした守備範囲の広さ、クロスへの対応がセールスポイント。
山形ユースからのトップ昇格は通算5人目で、GKは初めてだ。
「謙虚さを忘れず精進する。1日でも早くJリーグのピッチに立ち勝利に貢献したい」
そのための下地をつくる大切な1年だ。
昨年6月、GK清水健太(現在はJ2讃岐)の負傷に伴い、ユースに所属しながらトップのリーグ戦に出場できる選手として登録。
練習参加し、「プロのシュートの速さに、ついていけなかった」と現実を見た。
笹原義巳GKコーチはもう一度基礎から厳しくたたきこむことを宣言し、
「きついのをやらされていると思うか、自分のためだと思ってやるか。それで人生が変わる」
と“親心”を見せる。
U―16(16歳以下)日本代表のラオス遠征メンバーに選ばれたこともあり、期待値は高い。
体の動きがしなやかで、果敢にボールに飛び込むダイナミックさも兼ね備える。
下半身強化、筋力アップなど課題も多いが、強化担当の目に留まったのは
「厳しい練習に食らい付く目力」(石井肇テクニカルダイレクター)だ。
兄の影響で、小学1年から本格的にサッカーを始めた。
最初はフィールドプレーヤーだったが、長身を買われて高学年からGKに。
身体能力が高く、中学3年で山形ユースにスカウトされた。親元を離れての寮生活に不安もあったが、競技に打ち込み、切磋琢磨(せっさたくま)できる仲間も得た。
昨年の天皇杯県予選では好セーブで山形ユースの初優勝に貢献し、大きな自信となった。斎藤武志アカデミーGKコーチは「ひたむきな努力家」と人柄を語る。
目の前にはGK山岸範宏というお手本がいる。吸収すべきことは多く、
「リーダーシップ、コーチングがすごい。1日1日学んでいきたい」
経験豊富な先輩からの金言が、必ずや血や肉となる。
芸能事務所から声を掛けられたというほどのイケメンだ。
端正な顔立ちで、既に多くの女性ファンの心もキャッチ。
J1昇格後は、自身のツイッターのフォロワー(読者)が急増し、約2万人になったほど。
ユースで育っただけに、ホームスタジアムへのあこがれは誰よりも強い。
目標は「NDソフトスタジアム山形のゴールマウスの前に立ちたい」と明確だ。
せっつ・はやと 1996年10月5日生まれ。18歳。
秋田県湯沢市出身。身長190センチ、体重75キロ。利き足は右。
プロ野球・ソフトバンクの投手摂津正は遠縁に当たる。(山形新聞)
- 2 いいね