テレ朝謝罪、１２歳アイドルがヘリウム吸い救急搬送 へのコメント（No.202）

書類送付…警視庁
「立件困難」

　ＢＳ朝日の番組収録中に女性アイドルグループ「３Ｂ　ｊｕｎｉｏｒ」の当時１２歳のメンバーがヘリウム混合ガスを吸って一時意識を失った事故で、警視庁麻布署は２３日までに、業務上過失傷害容疑の捜査結果を東京地検に書類送付した。

同署は「刑事事件としての立件は難しい」としている。

　麻布署によると、ヘリウム混合ガスを吸う危険性は一般に周知されておらず、番組関係者が事故を予見できなかったと判断した。

メンバーはその後、意識を回復した。

　事故は昨年１月、東京・六本木にあるテレビ朝日本社内のスタジオで、市販のパーティー用グッズを使って声を変えるゲームを収録中に起きた。


ﾃﾚ朝側の過失認めず―警視庁

昨年1月､ﾃﾚﾋﾞ朝日の番組収録中にﾍﾘｳﾑｶﾞｽを吸ったｱｲﾄﾞﾙｸﾞﾙｰﾌﾟﾒﾝﾊﾞｰの少女(13)が意識を失い倒れた事故で､警視庁麻布署は23日までに､業務上過失傷害容疑で容疑者不詳のまま書類送検した｡

同署は｢ﾃﾚﾋﾞ朝日側に注意義務違反は認められなかった｣としている｡

同署などによると､ｹﾞｰﾑｺｰﾅｰの収録で､少女はﾍﾘｳﾑ80%のﾊﾟｰﾃｨｰ用ｶﾞｽを吸い意識を失った｡

動脈内に入った気泡が血液供給を妨げる
｢脳空気塞栓症｣と診断され､現在も軽度の記憶障害がありﾘﾊﾋﾞﾘを続けているが､芸能活動を再開している｡