- なんでも
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父の癌が再発し、二度目の入院をすることになった時、もう医師から余命は半年ということ、癌は末期なので治療はしないということが宣告されていた。祖母は息子の病気と現実を受け入れられず、一度しか病室を訪れる事は無かった。ただ一度、病室に入った時は父の危篤の知らせを受けた時だけ。意識を無くし、苦しむ父に、祖母は子守歌を歌い続けました。小さな頃に大好きだった歌を。そのまま父は天国へいきました。お母さんの歌を聞きながら。 13年前の話です。
今、親になり、その時の祖母の気持ちを考えると涙が止まりません。- 0
06/09/14 17:25:53