匿名
佐藤あきら
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近年、多くの女性タレントの高齢出産が伝えられることもあり、女性の中には高齢出産が”当たり前”という認識が広がりつつある。高齢出産のリスクを軽視したこの風潮に、医療界からは落胆と呆れ声が聞こえる。 厚生労働省の人口動態統計によると、2000年時点では35~39歳の出産者数は約12万6000人だったが、2010年は22万人、40~44歳は約1万5000人から3万5000人、45~49歳も約400人から約800人と、この10年で35歳以上の高齢出産はほぼ倍増している。 日本産婦人科医会は、無脳症や水頭症、ダウン症といった胎児異常が理由とされる中絶の総数が、90~99年の約5400件から、00~09年には約1万1700件に増加しているデータを発表した。ダウン症は最も増加率が高く、370件から1100件に増えていたという。 同会は、高齢出産の増加と「エコー検査」など簡易な出生前診断が原因と見ている。 35歳以上の妊娠は、ダウン症のほかにもさまざまな染色体異常や、流産、妊娠中毒症などのリスクが高い。覚悟が伴わない高齢妊娠により、失われた命が数多く存在するということも、本来であれば正しく伝えられなければいけないのだが。
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