【アメリカ】臨月妊婦に落雷【帝王切開で出産】

匿名

とくめい

14/07/15 20:21:27

米ニューメキシコ州で昨年の夏、臨月の妊婦を落雷が襲うアクシデントが発生していた。奇跡的に女性の命は助かり、帝王切開により無事赤ちゃんを出産。しかしその子に重い障害が残ったことをこのほど両親が英メディアとのインタビューで告白した。レジャー本番でもあるこの時期、落雷被害の怖さをあらためて学んでみたい。

アメリカで昨年、「落雷にも無事誕生した奇跡のベビー」と呼ばれて大きな話題となったキンバリー・ヴィラヌエバちゃん(画像はYouTubeのスクリーンショット)。2013年7月4日、ニューメキシコ州アルバカーキで突然の雷雨に遭い、夫のゴードンさんとともに木の下に避難したのは当時妊娠38週とまさに臨月であったケンドラ・ヴィラヌエバさん。稲妻の電圧、電流については200万~10億ボルト、1,000~20万アンペアともいわれ、落雷被害に遭った場合の致死率は30%にもおよぶが、稲妻はそんな夫妻を襲い、ケンドラさんのお腹を致死的な量の電流が突き抜けた。

稲妻がもたらしたプラズマにより、体が一瞬浮き上がってから倒れた夫妻。周囲の通報によりアルバカーキ消防署の救急車で病院に搬送され、ケンドラさんにはお腹の中の赤ちゃんは絶望的という中で緊急の帝王切開が施された。奇跡的に命をとりとめた3人であったが、残念ながら神経の損傷は免れず、キンバリーちゃんは1歳の今も自力で座ることやハイハイ、食べ物の咀嚼などが難しい。またゴードンさんは右耳に、そしてケンドラさんは左手親指に障害が残ってしまったことを英メディア『mirror.co.uk』が伝えている。

夫妻の家系には極めて珍しい針金のようにまっすぐな髪質で誕生したキンバリーちゃんを、“可愛いフラッシュ”と呼ぶ父親のゴードンさん。「1930年代のコミックに、胸に稲妻のマークをつけものすごいスピードで疾走する“The Flash(ザ・フラッシュ)”という架空のヒーローがいたんですよ。チューブでしか食事を摂れない様子を見るのは辛いけれど、この子は生きていてくれるだけで奇跡、嬉しいです」と話す。

しかし雷を避けるために木の下に逃げ込むという夫妻の選択は大変な誤りであった。木には雷が落ちやすく、間接的な感電の典型例となってしまう。


(TechinsightJapan編集部 Joy横手)

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