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- 匿名
- 13/12/05 11:23:50
ケニアでこのほど、ヤギをレイプした男が法の裁きを受け、10年の禁錮刑を言い渡された。無実を主張し、だんまりを続けていたその男の口を割らせたのは、なんと証言台に立ったヤギの優しい表情であった。
ケニア共和国モンバサ北部のダバソという村で先月25日、茂みの中で男が高齢の雌ヤギをレイプするという動物への性的虐待事件が発生した。目撃情報により駆けつけたヤギの飼い主、そして村人たちが現場でKitsao Gonaという男を取り押さえ、警察に突き出した次第である。
このほどその裁判が行われたことを英大衆紙『Sun』が報じているが、法廷のGonaは獣姦の側面を伏せて「妻は体に障がいがあり、私だけが頼りなんです」とひたすら陳情。慈悲深い判決を哀願したが、相手かまわずといった卑劣で良識を欠いた犯行が起きたとあって、判事の表情は険しかった。
そして証言台に立ったのは、レイプ被害にあった雌ヤギ。高齢なこともあり、なんとも穏やかで優しい笑みを浮かべている。「しっかりとこのヤギの方に顔を向けるように」と迫られると、性的虐待を犯した後ろめたさがふと顔に出てしまったのであろう。犯行を認めたGonaには懲役10年の実刑判決が言い渡された。
ケニアの『KTN News』は裁判所のヤギの様子を大きく報じた(こちらの画像はそのスクリーンショット)が、どのような種類の犯罪にせよ、被害にあった動物が裁判所に連れて来られるというのはケ ニアでも非常に珍しいそうだ。
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