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- 13/10/10 14:56:47
警視庁は10日、覚せい剤取締法違反容疑で9月に現行犯逮捕した40代の男性について、誤認逮捕だったと発表した。
男性が持っていた粉末を誤って覚醒剤と鑑定していた。
男性は9月28日に逮捕され、容疑を認めて勾留されていたが、今月9日に釈放された。
組織犯罪対策総務課によると、9月28日午後、東京都千代田区内のホテルから「たばこのようなものを吸ったら気分が悪くなった」と119番通報があり、万世橋署の30代の男性巡査部長がホテルにいた男性の黒いポーチを調べたところ、白い粉末が見つかった。
巡査部長はホテル内で、粉末の簡易鑑定をし、覚醒剤の陽性反応が出たため、同容疑で男性を現行犯逮捕。男性は容疑を認めていた。
しかし、今月9日に科学捜査研究所で鑑定した結果、成分の化学式が覚醒剤とよく似た薬物で、違法性はなかったことが分かった。
同課によると、巡査部長は簡易鑑定の際、使用手順で定められた覚醒剤の反応を示す色の変化を確認するのを怠っていたという。
同課の児島洋平課長は「非常に残念なことだと考えており、再発防止に努めていく」と釈明。近く男性に謝罪するという。
http://sankei.jp.msn.com/affairs/news/131010/crm13101013140009-n1.htm
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